EV修正変更できない問題を調べてみた
こんにちは、KLOSAKIです
GoPro使ってるとEV修正の項目(PROTUNE内にあるやつ)が変更できない時があって、なんでだろうと思ったので調べてみました。

で、いきなり結論ですがどうやらシャッタースピードを指定していることが原因だった様子。つまり、GoProでは露出補正はシャッタースピードがAUTOのときしか使用できないということです。

なぜシャッタースピードがAUTOじゃないと変更できないのかというと、そもそもEV(露出)修正とは「AUTOにしている各設定項目をイジって、明るくしたり暗くしたりという微調整ができますよ」という機能なので、AUTOに設定している項目が何かしらないと働けないんです。
なんでシャッタスピードがAUTOじゃないと駄目なの?
ここで「いや、不便なんだけどなんで?」「いやいや、私の持ってるカメラは別にシャッタースピードがAUTOでもEV補正できるぜ?」という方もいると思います。
一般的なカメラ(一眼やコンデジ)であれば、シャッタースピード以外にもレンズの絞りなど明るさを調整する機構が存在するので、必ずしももシャッタースピードがAUTOである必要はないんです。
これがGoProの場合は、アクションカメラという特性上複雑な機構は排除してるので、シャッタースピードしか明るさを調整できないわけです。
なのでその唯一の調整機構であるシャッタースピードを固定にしちゃうと、動かせる場所がないためEV補正が無効になるという仕様になっているわけです。
なので、できればシャッタースピードはAUTOにしましょう。
どうしてもシャッタスピードを固定にしつつEV修正したい場合のやり方
で、私はどうしてもシャッタスピードを指定したときにEV修正したかったのでもうちょっと調べてみました。
結論からいうとほぼ同じことが実現できます。
これを説明するとすごく長くなって途中で記事を書くのをやめてしまいそうなので詳しくは今度説明できたらと思ってますが、かんたんに言うとGoPro Labsを利用して手動で機能拡張するという方法です。
うわ、めんどくさそう!と思った方が大半でしょう。
おっしゃる通り若干それなりにめんどくさいので、どうしてもという方だけ試すことをおすすめします。
GoPro Labは現在開発中の機能を手持ちのGoProに試験的にインストールできる公式運営のサービスです。この中におもしろそうな機能が大量にあって、それ自分好みにカスタマイズしつつ使えるという上級者向けのサービス。
その数ある機能のなかで今回使うのは「Maximum Shutter Angle」という機能です。これはその名の通りシャッタスピードの上限を設定できる機能なんです。これを使えば自分が決めたシャッタスピードを上限値に設定したうえで設定をAUTOにすることができます。つまりシャッタスピードを実質指定した状態でEV修正をアクティブにすることが出来るというわけです。
Maximum Shutter Angleの設定ページはこちら

※ちなみにShutter angleはシャッタスピードの昔の表記だと思えばいいとおもいます。(雑)
繰り返しになりますが今回はこの拡張機能のインストール手順などは解説しませんので、気になる方は検索してみてください。一応公式のスタートアップガイドもありますので必要に応じてご参照ください。
気が向いたらインストール手順などまとめようとは思ってますが、いつになることやら。。
今日はここまで。おやすみなさい